江布のお茶時間

江布とsobockle(ソボックル)ふたつの布こもの製作、日々のものがたり。ときどき、暮らしのエッセンス。
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - | |
お散歩日より、言の葉摘み。
 薬指の標本
文化の日。街にくり出し、秋らしい都会の散策をしてみた。
最近、ミシンや布とうまく対話が出来ない状態が続いていた。その世界にのめり過ぎてしまう癖があって、その状態が続くとかえって何も生み出せなくなる。そんなとき、いつもプチ家出をする。誰にも何も告げずに・・・。そうだ、京都へいこう!なんて思ったりもしたけど、どうしてもこの日に実行したく、そう思った時間が遅かった。日帰りじゃないと意味がない。ということで、足が向った先は、渋谷の映画館と世田谷文学館。不思議なことに今、私が行くべき場所へ勝手に導いてくれたようだ。映画は、小川洋子原作のフランス映画『薬指の標本』。偶然にも最終日。小川洋子の独特な世界が好きで、観にいってみた。ノスタルジックでどこか繊細でフランスらしい美しさが見事。(女流監督ならでは!)でもって原作を忠実に映像化されている。
            宮沢和史の世界
さて、続いて世田谷文学館。いまや詩人としてもご活躍のあのTHE BOOMの宮沢和史さんの展示会が開催中と聞いて駆けつけた。
世田谷文学館琉球プリンと言の葉摘み
語りことばのような、難しい言葉を並べ立てるのではなく、常に自然体の宮沢さん。言葉で表現して伝える人って本当に尊敬します。帰りがてら、「島唄」にちなんでか琉球プリンを食べながら新刊『言の葉摘み』を読んでみた。
ことばで伝えることって難しい。私は昔からそれが一番苦手でした。今でもそうですが、でも、別の手段を使うことができます。そして、自分らしさの表現ってなんだろうと、いつも思うこと。それに迷うと、こうしてふらっと出かけて、自分の世界を外から覗いてみます。すると、原点に戻れるんです。要は、いつものリセット時間。
そんなだから、月一の江布のお茶時間展は、毎月ということはちょっと不可能になりそうです。私のあらゆる『調整』期間がどうしも必要なのです。周りの人にいろいろ助けてもらってできること。バケツから水が溢れ出すと、感謝ということもそのまま流れ出してしまうのです。感謝を忘れたくないためにも・・・。
| 映画ミタノ。 | 14:10 | comments(6) | trackbacks(3) | |
私の心は夏模様・・・
少年時代 毎日、同じ時間に歩く駅までの小道。
 朝から残暑厳しい日差しだなぁと思いながら塀の日陰を
 頼って歩いていると、あれ?ずいぶん影が伸びている。
 やっぱりそうか、夏の終わりかけの太陽が最後の力を
 振り絞って注ぐようなこの日差し。ちょっと秋の香りを
 感じるな。
 そう、この終わりかけの夏になると必ず観たくなる映画、
 『少年時代』。あの井上陽水さんの歌でも有名ね。
♪夏がぁ〜過ぅぎぃ〜風あざみぃ〜♪ほら、口ずさみたくなったでしょ?
このノスタルジックな風景と物語と歌の3拍子がすばらしい!
そして、秋風が吹くころ、観たくなる映画のひとつに『小さな恋のメロディ』がある。
ふむ、季節の変化があるたび、忘れかけた(キュートな)少女時代に戻りたくなるのかしらね・・・。まだ、読んだことのない原作『長い道』とかマンガも読んでみたい。
今週末はゆっくり、DVD鑑賞といきますか。
とはいえ、先日から引き続いてる夏休みの宿題まだ、ちょっと残ってますが。。。
私の夏はまだ終わらない。 

| 映画ミタノ。 | 12:18 | comments(0) | trackbacks(0) | |
生まれ変わったら冒険家。
La Plane`te Blanche La Plane`te Blanche
狩人と犬、最後の旅 The Last Trapper

ある種のトラウマで、映画ネタをしばらく封印していたのだが、あっけなく復活。
最近、北極圏などの自然界をテーマにした映画が多い。
とりあえず、WHITE PLANET狩人と犬、最後の旅この2本を観にいった。
いつの頃かクロスカントリー(レースじゃないよ)がきっかけで、"雪が好き"と豪語してたり、北海道で犬ぞり体験に感動し、"今度はアラスカで犬ぞり♪"なんて、甘〜いこと言ってたワタシ。どこかで誰かが、北のお国をなめるなよ!とお叱りいただいような映画。はい、ゴメンナサイ。"シロクマかわゆい〜"とか"ハスキー犬欲しい〜"ってそんな軽い気持ちの感想は、もってのほか。誰がこの自然界守るんだぁ〜!って吠えたくなる。狩人と犬・・はシナリオがあるとはいえ、ほとんどドキュメンタリー。よく出来ている。WHITE PRNETは、エヌ○ケイのドキュメンタリーの方が好きだったりもするけど、うっかり居眠りしちゃってクリオネ観れなかったのが悔いが残るな・・・。にしても、あの黒いブォヨヨ〜ンとした威嚇みたいな動きが気になってしょうがない。これってナニ?!(ダレカ、オシエテホシイ・・・)
| 映画ミタノ。 | 16:47 | comments(0) | trackbacks(0) | |
+ PROFILE
+ SELECTED ENTRIES
+ CATEGORIES
+ ARCHIVES
+ RECOMMEND
こころうた
こころうた (JUGEMレビュー »)
アン・サリー
ココロ温まる歌声に・・・
+ RECOMMEND
都市伝説セピア (文春文庫)
都市伝説セピア (文春文庫) (JUGEMレビュー »)
朱川 湊人
フクロウ男・・・傑作です。ホーホーホー
+ SPONSORED LINKS
+ OTHERS
    みんなのブログポータル JUGEM
  • 管理者ページ
  • このページの先頭へ